男性更年期とは?|北戸田ナノ整形外科泌尿器科クリニック 北戸田 武蔵浦和 戸田市 蕨市


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男性更年期とは?

男性更年期(加齢男性性腺機能低下症、LOH(ロー)症候群)は、主に40代以降の男性に見られる症状で、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因で心身の不調が現れます。

更年期というと女性特有のものと思われがちですが、男性にも同様の変化が起こります。

仕事のパフォーマンスが落ちた、疲れやすくなった、気分が落ち込むなどの症状が続く場合、単なる加齢ではなく「男性更年期」の可能性があります。

男性更年期の症状

男性更年期の症状は、身体面・精神面・性機能の3つに分けられます。

身体的な症状

  • 疲れやすい、倦怠感
  • 筋力の低下、運動能力の低下
  • ほてりや発汗
  • 関節や筋肉の痛み
  • 睡眠障害(寝つきが悪い、途中で目が覚める)

精神的な症状

  • イライラしやすい、怒りっぽくなる
  • 気分が落ち込む、うつ状態
  • 集中力の低下、記憶力の低下
  • やる気が出ない、意欲の低下

性機能の変化

  • 性欲の低下
  • 勃起力の低下(EDの症状)

男性更年期の検査

問診

自覚症状を具体的にヒアリングします。

アンケート表による評価

「AMS調査票(スコア)」(男性更年期質問票)というドイツで開発された17項目の問診票を使うのが一般的で、体や心の症状、性機能の低下の有無や程度を調べます。

26点以上になると男性更年期の可能性があり、点数によって点数によって軽症、中等症、重症と評価されます。

しかし、この点数だけで診断することは難しく、血液検査も必要となります。

血液検査

男性ホルモン(フリーテストステロン:「遊離」テストステロン)値の測定を行います。

年齢によってテストステロン値の正常値は異なりますが、基本的には8.5pg/ml以下であると男性更年期障害の疑いが強まります。

男性ホルモンが8.5pg/ml以上から11.8pg/ml未満は、男性更年期障害予備軍と言えます。

テストステロン値は、測定する日や時間によって変化する傾向にあり、検査では、午前中に採血を行うことが推奨されています。

一般採血検査の肝機能や腎機能など、問診によっては前立腺肥大症や前立腺がん、甲状腺疾患など多数の項目で測定を行います。

その他検査

必要に応じて、血圧脈波検査(動脈硬化)、超音波検査(前立腺)を行うことがあります。

基礎疾患が多くある場合にはレントゲン、心電図、呼吸機能検査も行う場合があります。

問診でAMS>50であること、遊離テストステロンが8.5pg/ml未満であれば男性更年期障害と診断されます。

ただし、男性更年期障害はテストステロンの低値と症状の重症度が相関しないことから、数値や問診の点数だけで決まるものではなく、臨床症状が重要であることから独自の判断は禁物です。

必ず医師に相談するようにしましょう。

男性更年期の治療

男性更年期の治療には、ホルモン補充療法や生活習慣の改善、薬物療法があります。

ホルモン補充療法(HRT)

テストステロン補充療法(TRT)は、男性ホルモンが著しく低下している場合に行われます。

注射や貼り薬、ジェルタイプなどがあり、医師の指導のもと適切に行います。

生活習慣の改善

生活習慣を見直すことも大切です。

筋トレや有酸素運動といった運動する時間を取り入れたり、バランスの良い食事や睡眠の質を上げる、ストレスをため過ぎないことが改善につながります。

薬物療法

男性ホルモン値がそれほど低くない場合でホルモン補充療法が適応にならなかったり、肝機能障害や多血症、PSAマーカー高値、睡眠時無呼吸症候群などのためにホルモン補充療法が行えない場合には、漢方薬等による治療も行われます。

漢方薬は即効性はありませんが、穏やかにその人の体調を整える作用があり、男性更年期障害に有用です。

男性更年期障害に効果が期待される漢方は、複数ありますが、補中益気湯、八味地黄丸、柴胡加竜骨牡蛎湯などがよく使われています。

治療の効果や症状には個人差があり、短期間で終わる方もいれば年単位で治療の継続が必要な方もいらっしゃいます。

早期に治療を行うことで、たいていの場合は1~2年くらいで日常生活には支障のない状態になります。

一般的には、自覚症状が落ち着いてきてホルモン量が少なくても身体が慣れてきますので、次第につらい症状は治まっていきます。

経過を観察しながら、それぞれの患者様の状態に合わせて、治療を行ってまいります。

男性更年期を放置するとどうなる?

男性更年期の症状を放置すると、以下のリスクが高まります。

  • うつ病や不安障害の悪化
  • 骨密度の低下による骨粗しょう症のリスク増加
  • 生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)の悪化
  • 人間関係や仕事への悪影響

男性更年期は「年だから仕方ない」と諦めず、適切な治療を受けることで改善できます。

男性更年期かも?と感じたらご相談ください

「最近なんだか調子が悪い…」と感じる方は、一度泌尿器科専門医にご相談ください。

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