腰椎分離症のリハビリテーション|北戸田ナノ整形外科泌尿器科クリニック 北戸田 武蔵浦和 戸田市 蕨市


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腰椎分離症のリハビリテーション

腰椎分離症 痛くなくても治療は必須!

成長期における腰椎分離症は、いわゆる疲労骨折ですので、早期に適切な治療をすれば改善する可能性が高く、進行するほど治りにくくなります。

腰椎分離症を放置すると分離が完成し、何十年か後に“腰椎分離すべり症”になるリスクが高くなります。

腰椎分離すべり症になると、将来的に神経を圧排し、下肢痛やしびれが出現したりなど、慢性的な腰痛症に悩まされる可能性があります。

腰痛症を未然に防ぐために、医師による正確な診断と適切な治療が必要になってきます。

早期発見・早期治療がカギ

早期発見し、適切な治療を行えば、分離部の骨癒合率*が上がります

(*折れた骨同士がくっつく確率)

また、比較的短期間で骨癒合するケースが多いです。

逆に発見が遅れてしまったり、治療をしないでいると、骨癒合する確率はかなり低くなってしまいます。

早期発見・治療開始で骨癒合が獲得できた一例

こちらは当院に腰痛で受診された中学生のMRI画像です。

徐々に分離部の骨癒合が進んでいるのが分かるでしょうか?

こちらの患者様は、適切な診断と治療・リハビリを行ったことで、半年で骨癒合し、スポーツ復帰もすることができました。

どんな治療をするの?

状態にもよりますが、分離部の安静・固定のため、硬性コルセット*を着用します。

(*場合によっては軟性コルセットを処方する場合もあります。)

また体育や部活動などのスポーツを原則休止する必要があります。

これらの期間は約3~6ヶ月になることが多いです。

定期的にMRIやCT撮影をして経過をみていきながら、リハビリ等を実施します。

硬性コルセット イメージ写真

リハビリって必要?

コルセットをして、運動休止している間もリハビリは必要です。

  • できるだけ筋力・体力の低下を抑えるため
  • 分離部に負担のかからない身体作りをして、安全にスポーツ復帰するため

リハビリはとても重要な役割を果たします。

リハビリの進め方

MRIやCTの所見を定期的にチェックしながら、医師と理学療法士で相談し、患者様一人一人の状態にあったリハビリメニューを決めていきます。

こちらの表は、腰椎分離症の初期治療をする患者様におけるリハビリスケジュールの一例です。

最初は低負荷のストレッチなどから、徐々に負荷を上げたリハビリへと進めていきます。

基本的に治療開始から4週間はスポーツは休止し、少しずつ体育や軽い練習に参加していく方針になります。

具体的にはリハビリで何をするの?

実際に、当院でリハビリ中や自宅での自主練習としても実施しているリハビリメニューをいくつか紹介していきます。

いずれも、骨の状態が良くなるまではコルセットをつけたまま行います

疼痛や分離部の状態に応じて、徐々に難易度を上げていきます。

ストレッチ

ジャックナイフストレッチ(20秒×3セット)

  • 1.仰向けで片膝を抱えます。このとき、膝裏を持つようにして抱えましょう。
  • 2.ゆっくりと膝を伸ばしていきます。もも裏の筋が伸びるところでキープします。
太もも前面のストレッチ(20秒×3セット)

  • 1.横向きで、両膝を身体に近づけます。
  • 2.上側にある方の足首を片手で掴みます。
  • 3.ゆっくりと脚を後ろに引いていきます。ももの前側が伸びるところでキープします。

※腰が反らないように注意しましょう。

ふくらはぎのストレッチ(20秒×3セット)

  • 1.壁に手をついて、脚を前後ろに開きます。
  • 2.後ろの脚は、かかとをつけて、膝をまっすぐ伸ばしましょう。
  • 3.ゆっくりと前に体重をかけていき、後ろの脚のふくらはぎが伸びるところでキープします。

※両足のつま先をまっすぐ前に向けることがポイントです。

筋力トレーニング

プランク(30秒×3セット)

  • 1.うつ伏せで、膝はベッドにつけたまま肘を立てます。
  • 2.頭・肩・おしり・膝が一直線になる姿勢でキープします。

※腰が反らないように、しっかり腹筋に力を入れることがポイントです。
 膝を付けずに、つま先と肘のみで支えると、より難易度が上がります。

スクワット(10回×3セット)
  • 1.脚を肩幅に開き、手は骨盤にあてます。まっすぐ前を見ましょう。
  • 2.ゆっくりと股関節・膝関節を曲げて、腰を落としていきます。
  • 3.脚を伸ばしていき、1の状態に戻ります。

※曲げていく際 腰が反らないように、つま先よりも膝が前に出ないように気を付けましょう。
 おしりを後ろに突き出すように行うのがポイントです。
 つま先が浮かないように気を付けましょう。

当院のリハビリテーション科における取り組み

同じ分離症でも、年齢や行なっているスポーツなど、患者様一人一人の背景は全く異なります。

前述したエクササイズなどはもちろんですが、当院では、患者様一人一人に合わせた目指すべき目標を立て、一人一人に合ったリハビリメニューを実施していきます。

またその中で、ご自宅でもできる、自主練習メニューも指導しております。

リハビリに来院するだけでなく、ご自身でも身体のケアをすることで、理想的な身体作りを目指せます。

MRIやCTの定期的な画像検査に応じて、そのメニューの負荷量も変えていきます。

患者様が安全にスポーツに復帰できるよう、サポートしていきます。

将来腰痛に悩まされないよう、特にスポーツ活動をして腰痛が辛い場合は、無理はせずに整形外科を受診してください。

執筆者のご紹介

リハビリテーション科 青瀬

学生の頃はバスケットボールや陸上競技をしていました。

趣味はスポーツ観戦で、バスケットやラグビーをよく観ます。

前職では、整形外科クリニックで学生アスリートや術後のリハビリ、高齢者の介護予防など、様々な患者様を担当させていただきました。

その経験を活かし、患者様一人ひとりと向き合い、寄り添った診療ができるよう努めてまいります。

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